税務関連

個人事業主のメリット

節税をするためにはいろいろな方法があります。
その一つとして個人事業主になる方法があるのです。

 

このメリットはいくつかありますが、同時にデメリットもあります。
両方を天秤にかけて判断することが大切です。

 

個人事業主とは何らかの仕事をする時に会社のようなやり方をやっていることを意味します。

 

厳密には開業届を出すことで法律上の個人事業主とみなされます。

 

個人事業主が税金を払うのは確定申告の時です。
確定申告では大きく分けて、白色申告と青色申告があります。

 

個人事業主は青色申告であり、その他の人は白色申告となります。

 

大きな違いは経費が認められることです。

 

会社としてやっているのですから、その仕事のために使ったお金は経費となります。
経費は収入から一定額を控除することができます。

 

つまり、100万円の収入があっても経費の分の30万円を控除できれば、実際に課税対象となるのは差額の70万円です。

 

所得税の課税は収入額に対する割合ですから、課税対象額が下がれば税金も下がっていきます。
節税となるのです。

 

ただ、青色申告をするためには帳簿を付けなければなりません。
会計士や税理士がいるのはそのためです。

 

個人事業主が自分で帳簿を付けることができれば、税理士の経費も払う必要がありません。
一般の人にとって帳簿を付けることは大変です。

 

ただ最近では会計ソフトも進化してきて、個人でも簡単に確定申告書類を作ることができるようになってきました。

 

そうは言ってもやはり最低限の知識を持っていなければ、現実的ではありません。

 

個人事業主としてメリットがあると考えれば、まずは開業届を税務署に提出しましょう。

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